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愚者のうろこ・・・ 

『愚者は経験に学び、賢者は歴史に学ぶ』
 初代ドイツ帝国宰相、オットー・フォン・ビスマルク(1815年 - 1898年)の言葉に偶然出会う。
 折しも“経験”について一席ぶとうかと思っていた矢先のこの言葉。
 さながら織田裕二演ずる青島俊作巡査部長ばりに「事件は会議室で起きてるんじゃない。現場で起きてるんだ!」と、“経験”とプロの現場論とを持ち出して、机上の論理をこねまくるお役人(今回は農林水産省や厚生労働省)の批判でもさせて頂こうかと思っていたんですが、出鼻を挫かれ、改めて愚者・賢者とはなんぞやと自問自答してしまった。

 確かに経験のみに頼ることは危険だ。自らの中で編み出した技術なんてモンはそうそう披露する場も無いし、先人達の継承してきた技術体系の足許にも及ばない。一個人の経験なんて、仮に一日10時間の労働を300日、40年続けたところで12万時間。日数に直せば5,000日。うるう年を考慮すれば13年と250日程度の経験。たったそれだけにしかならない。じゃぁ今から13年我慢してくださいと言われれば「とんでもございません!」と丁重にお断りさせて頂くような長期間だけれど、実際、失敗を恐れずに、試行錯誤し、0から何かしらのスキルを個人で確立するなんてことを目指そうと思ったら、それくらいの時間じゃ到底足りない。
 それは、例えばアインシュタインやエジソンのような“真の天才”のみによって成し得ることであり、そして“真の天才”とは“努力”を“努力”と感じず当たり前のこととしてこなしていけるごくごく一部の人間のことだと思う。
 そしてそんな“真の天才”こそ規格外の思考力、想像力で『歴史から学ぶ』ことも可能なんであって、そこら辺の賢者モドキを机に座らせてあれこれ考えさせ、議論させたところで所詮、“空論”程度のモンしか出てこないんじゃないかと思う。経験していないが故の思慮不足。人心の心理を理解出来ない社会コミュニケーション不足。
 所詮、モドキ。


 日本の政治や行政の世界にもそろそろ真の賢者や天才、もしくは確固たる政治理念の持ち主が現れて欲しいもんだ。
 まっ、おいらにはモドキになるだけの能力も知識も無いのだけれど・・・。
 

 頭の中がモヤモヤしている最中、『建築業界にメスを入れる風雲児登場! ~これからは"高学歴大工"を育てろ~』というサブタイトルのテレビ東京・月曜夜22時『カンブリア宮殿』を見た。静岡県沼津市に本社を置く株式会社平成建設の代表取締役社長・秋元久雄氏の掲げる会社理念に深く感銘を受ける。
 地場での評判が実際どうなのかはわからないものの、少なくとも今の時代におけるベストな建築会社の在り方、気概というものを体現された素晴らしい御仁と会社とを見た気がした。
 建築業者は斯く在るべし。

 頭の中で何となく思い描いていたものの、所詮しがない自営業者。それもサラリーマン社会に反発し、はじき出され、独立したあほんだら。「企業に負けないサービス」を目指しつつも、個人でやれる限界点にぶつかることも数多く・・・。
 だけど志を高く持ち、仲間を探して行けばこういう現場を築くことも出来るんだと、改めて“企業”というものの素晴らしさに感動した。

 愚を極めるふとどきの目から思わず鱗がこぼれ落ち・・・。

 素晴らしい職人さんを沢山知っているつもりだったけど、ちょっとこの会社と同じ雰囲気の現場を創るのは難しいかなぁ・・・。 


                【文中一部敬称略です。すんません!】
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[ 2008/09/15 23:58 ] 何でもあり! | TB(0) | CM(0)

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