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前田日明というひと 

 今日もまたTVネタで申し訳ないっす。
『オーラの泉』~前田日明編。

 一応、このブログの中味は、“格闘技”が10%占めることになっておりますが、“格闘技”カテゴリーでの記事作成は今回が初めてです。

 なぜか?―――俺の中では、今、格闘技が冬の時代を迎えているから。
 コンビニで、ふと見たスポーツ新聞の棚に、格闘技ネタの一面を見つけたら、軽く読みます。
 嫁さんが見ている、ワイドショーで、プロレスラーでも出てくれば、さりげなくチェックしてます。
 格闘技番組が放送されていれば、とりあえず録画をしますが、なかなか見ません。

 我が家では、嫁さんの前で格闘技を見るのは、禁じ手です。暗黙の了解。ケーフェイ。

 なぜなら、彼女は医療の道に生きる人。現役ナース。俺に対しては情け容赦ない、厳しい姿勢を確立する彼女。
 しかし、彼女は、病で苦しむ人々を、幾千、幾万も見てきたし、また、これからも見続けていかねばならない中で、敢えて、“人を痛めつけあうコトを信条とする世界”を認めろと強要するのは、男として、どうかと、思うから。

 まず、昔付き合っていた女性達を格闘技漬けにしたようなマネは、これからもしない。


 ただ、リアルタイムに、能動的に、プロレスをはじめとする格闘技を追及しなくなったのは、決して、嫁さんと出遭ってからのコトではない。

 もっと、前。
 東京ドームで高田選手が武藤選手に負けた日?
 馬場さんが亡くなった日?
 リングスが崩壊した日?

・・・ふっ、そうか。今、気付いた。なかなか、俺、渋いな。
 船木選手が敗れた日じゃん。
 潔く、身を引いた彼と共に、俺も無意識に、魂の熱病を封印したんだろう。

 かつての俺の熱狂振りを知る人が見れば、信じられないかもしれないが、週刊プロレスに週刊ゴング、ファイトに九スポ(九州なもんで)買いあさり・・・なんてこともなくなりました。

 応援はすれども、追いかけはせず。
 それが、今の基本姿勢。まっ、俺の場合、人生=プロレスだから。

 旬の選手を知らなかったり、“ブサイクへのなんとか”なんて技良くわからんかったり、PRIDEの試合結果に疎かったり・・・そんなこんなはあるけども、俺の中に流れる血は、一生プロレスラー。しかもリアル。


 俺の格闘技熱のピークは・・・西の聖地。そう呼ばれた試合会場の門番してた20代前半。
 U.W.F.インターで現場デビューし、全日本プロレス・全日本女子プロレス・FMW・ユニバーサル・JWP・大日本プロレス・藤原組・WAR・LLPW・キングダム・J'd・・・いったいどれだけの団体をやったかはっきりとは覚えていませんが、世にも稀な、会場スタッフ集団を築いた偉大なる師匠の下、ヘッドチーフとして現場を仕切らせていただいておりました。

 お客様の笑顔のために。

 具体的には、各団体のプロモーション・会場設営・場内警備・打ち上げ(笑)なんかが主な仕事で、時には、聖地を離れ、JWPの選手達と天草まで行ったりしたこともあります。もちろん、プロレスの大会があるからで、当時のトップレスラー、キューティー鈴木の入浴姿を想像したり、新人選手(後のメインイベンター)に朝ごはんよそって戴いたりするために行ったのではありません。まっ、選手と同じ湯船に浸かった女性スタッフに、自慢はされましたが・・・

 よくボランティアで、会場設営のお手伝いをしているマニアな人たちが居りますが、その方々の先祖と言っても過言ではないでしょう。だって、団体の予算が厳しいときは、ギャラ減ってましたモン。新入スタッフから見れば雲の上の、ヘッドチーフの僕ですら。
 
 根性はミーハーな連中だけど、現場に関しては超シビア!お客様が、真に楽しめる、非日常の空間を護るための集団―――HAKATA GANG。なんでか、一部のプロレスファンからも、尊敬の眼差しで見られていました。

 入門試験は超簡単。師匠の質問。
「お前、プロレス好きか?」
目をキラキラ輝かせて
「ハイ!」
なんて答えた日にゃぁ・・・残念。不合格。

現場はシビアなんだよ!!

 えっ、じゃぁ、どうすれば入門できるのかって?・・・試験担当が俺で、人手が足りない現場で、目を見て信用できそうな奴だったら、多分、合格するでしょう。わたくし、歴代ヘッドの中でも、最もヤサオトコでしたから(^^A;

 かなり、本題から脱線致しました。



前田日明というひと

 俺、前田選手は嫌いです。
 いきなりすんません。

 理由は単純。中学校の頃、付き合ってた彼女が、ある日、先輩に気を惹かれたことがありました。二股状態。随分長く、苦しんだかな・・・その先輩の名字は“前田”。俺の本名はアキラ。(ありゃ、ばれちゃった)

 ただそれだけ。

 だけど、この偉大な選手がいなければ、今の総合格闘技の全盛はありえない。間違いなく。
 猪木さんでも、K-1石井館長でも、高田総統でもなく、前田日明。

 真っ向から、プロレスが八百長であることへの反旗を翻し、禁断の領域にまで踏み込んで闘い続け、何度も盛衰を経た挙げ句、業界から抹殺され、それでも、今また陽の当たる場へさっそうと舞い戻ってきた男。悲運の格闘王。アキラ兄さん。

 うれしいなぁ。
 
 『オーラの泉』という、嫁さんの大好きな番組に、あの、兄さんが登場するなんて。よくぞ、また復活してくれた。かつて、リングスの営業職の話は、訳あって辞退させていただいたけれども、今なら、あなたに付いていきたい。本当にうれしいなぁ。
 
 そんな感慨に浸りきり、たまには嫁さんにプロレスを否定した、偉大なるプロレスラーの話でもしてみるか・・・と、仏のように穏やかに澄んだ心で、ブラウン管を見つめていた、まさにその時。

≪アンドレvs前田戦≫―――映し出される、伝説の勝負。この世で最も、プロレスらしくない、プロレスの死合い。

嫁のひとこと。
「八百長やん」

 さっきまで我が身に宿っていたはずの仏が、一瞬にして般若もしくはキラー猪木と化し、珍しく記憶がぶっ飛ぶほど、キレてしまいました。
 どんな酷い言葉が、俺の口から飛び出したのか、覚えていないほどの怒り。

 さすがに、番組終了後は冷静になって、今日もまた、停戦協議に追われる羽目になりましたけど・・・

 あのさぁ、俺が≪大事にしまいこんでいる宝石箱を無断で開けて、ガラクタばっかりだったから燃えないゴミで出しときました≫的発言。そりゃ、ないんじゃないの。
 いくら、最愛の妻とはいえ(へぇ~っ・・・)、心の琴線をナタでぶった切るようなマネだけは、勘弁してください。
 
 時代も変わり、俺も大人になり、“プロレス=八百長”を唱える方が現れても、丁寧に御意見を拝聴し、粗品でも渡してお帰り頂くような、そんな広い心を持てるようになりました。
 いろいろな表現の方法もあれば、さまざまな見方もございます。
 
 伝統芸能の御曹司がリングに上がろうが、ピンヒールの姉ちゃんがM字開脚決めようが・・・それはそれで、いいのです。
 下手な見せ技。大げさな受身。くそ面白くもないマイクアピール。権威なんて地に堕ちたチャンピオンベルト―――そんなのよりは、はるかに、お客さんの心を掴んでいますから。

 それはそれで、いいのです。

 昔、試合会場で、万が一、レスラーを侮辱する阿呆な客や、“八百長”を唱える者がいたら、人生をかけて、そいつを血祭りにあげる、そんな覚悟がありました。

 今、プロレス・総合格闘技・K-1・大相撲・ボクシングなどに対して、“八百長”と罵声を浴びる方が眼前に現れたとしたら、甘んじて、受け入れます。
 なぜならば、リングに説得力がないから。心が揺さぶられないから。興行がお金でもがき苦しんでるのが、あからさまだから。

 それはそれで、仕方ないのです。


 だけどね。かつて八百長するのが嫌いで、八百長と見られることが嫌いで、プロレス界の象徴の一人であった、史上最大スケールのレスラーに、本気で喧嘩売った男が居たんだよ。
 殺されるかもしれない。“相手”にではなく、業界に。
 その業界は黒い社会ともお付き合いあるわけだし、何より職を失うかもしれないし・・・例えるなら、SPに護られた天皇陛下に、丸腰で殴りかかりに行くようなもの。そんなこと、この国でやったら、どうなりますか?

 己が正義を貫くために、真の男が立ち向かった様を、愚弄すること勿れ。


 わかってくれるよね。こんなこと言うの、今夜が最後だから・・・




 ゴミ置き場から、やっと泥まみれの宝石箱を見つけだせた。今日は、そんな夜。

 たまには、ケンカなしの一日を過ごしましょうよ♪


20060914055505.jpg

もう朝だよ~                        byちぃ







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[ 2006/09/14 06:00 ] 格闘技 | TB(1) | CM(0)

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ケーフェイ

ケーフェイケーフェイ、ケッフェイ#プロレスにおいて口外してはならないタブーや暗黙の了解(様式美)のことを指す隠語。以下で詳述する。#佐山聡の著書。1.の詳細が関係者自身により語られた数少ないケースとして出版当時にプロレスファンの間で話題を呼
[2007/07/29 05:16] URL めぐみの部屋













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