スポンサーサイト 

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
[ --/--/-- --:-- ] スポンサー広告 | トラックバック(-) | コメント(-)

ノンスケジュールのはずだった・・・ 

 なんかいきなり『ゴルゴ13』みたいなタイトルで始まった平成21年10月22日(木曜日)の我が『ふとどき日記』。
 何をもって“ゴルゴ的”なのかと問われれば確たる根拠も無いのですが、なんとなくこんな語感のエピソードタイトルを彼のさいとう・たかを先生は時々お付けになるような気がするのです。おいらの気のせいかもしれませんが・・・。

 で、今日はノンスケジュールのはずだったのです。
 強いてあげれば、朝、あーちゃんを保育所に送る程度の予定。出来れば病院に行って膝を診てもらおうかなぁ・・・程度。それが嫁さんの一言で事態は一変しまして・・・。
「今日は病院行くんやろ?」
「はい」
 蛇に睨まれたカエルの如く、返事をしてしまったが最後、何が何でも実行に移さねばならない状況と相成りました。

 午前9時27分。泣く一歩手前の微妙な表情のあーちゃんをN先生に託し、バイバイで見送ってくれる彼の姿に後ろ髪を引かれながら一旦自宅へ。
 さて、この膝の痛み、有名スポーツ選手達がこぞって信望しているスーパードクターの居る整形外科に託すか、手っ取り早く痛みを和らげるべく近所の先生にお任せするか・・・。中3の夏に両の膝にメスを入れて以来、「もう一生走ったり激しい運動をしない方がいい」と執刀医の残念なお墨付きを頂いて24年。それでも20代前半までは言うこと聞かずにいろんな激しいことしとりましたが、その内、慢性的な膝痛を抱えるようになってしまい本格的に走ることすら恐怖を覚えるようになっておりました。もちろん、サラリーマン時代は始発や終電に遅れまいとダッシュすることが日常茶飯事でしたので、根性が有れば何でも出来るとばかりに走っておりましたが、少なくともこの5年間は大事に大事に膝を守って参りました。
 いい加減嫌なのです。夜も引かない痛みなんてまっぴらごめんですし、思いっ切り走って汗を流したいですし・・・。
 だからこそ痛みの根源と向き合うべく、今日はスーパードクターを選ばせて頂きました。
 とりあえずはと電話を掛ける。
「すいません。以前通院していた者ですが、久しぶりなんで・・・午前中は何時までの受付になるんでしょうか?」
「最後はいつ頃お見えになりましたか?」
「えーと、かなり前に手の怪我でお世話になってたんですが、ちょっとこの頃膝痛が酷くてですね・・・」
「最後の受診から3ヶ月以上経ちますと初めての扱いになってしまうものでして・・・今日は回診日なのでかなり時間が掛かってしまうことになるかと思うのですが・・・」
 長時間になるのは承知の上。
「大丈夫です」
「でしたら11時半までの受付となりますので・・・」
 時計は既に10時半。とりあえず急いでGO! でございます。

 無事に11時過ぎには10km離れたこの有名病院に着きまして、改めて「今日は遅くなる」旨の説明を受けまして・・・。
「2時、3時になるかもしれません」
 それを見越して『ゴルゴ13』を何冊も持参してるんですから、オーライオーライ、バックオーライ。予約もしてないんですからしょうがない。とにかく不気味な痛みの原因を今日こそは徹底的に突き止めて欲しいのです。

 問診表を3枚書いて、待合室で『ゴルゴ・・・』を開き、しばらくして看護師さんの問診を受けて廊下で待って・・・あれ? どこかで見かけた人じゃん? えーと、どこだっけ? お客さんだったかな? いや違うな。うーんと、うーんと・・・目の前を横切ったその特徴有る顔立ちはなんと知り合いではなくてTVの中の人でした。日本を代表する某球団のストッパーじゃありませんか! マナーを無視してサインをねだるおばちゃんの存在に気付いた瞬間、野球帽を被った彼の笑顔が鮮烈に脳裏を走り・・・。だからと言ってやっぱり病院で声を掛けるのは気が引けますので大人しく後姿を傍観しちゃったふとどきです。
 やがてレントゲン室に案内され、右も左も3枚ずつ膝の写真を撮りまして・・・。
「今日はかなり診察が遅くなると思いますので、このまま外出されて結構ですよ」
「2時とか3時くらいですか?」
「うーん、何とも言えないんですよね。診察の30分前くらいになりましたら携帯に連絡させて頂きますので」
 
 ふと携帯に目をやる。画面は真っ黒。電源を切ったままだった。慌ててパワーON! あろうことか取引先の社長から着信があった模様。
 急いで駐車場に向かい社長に電話を掛ける。
 お詫びの挨拶を一通り終え・・・。
「例の○●の件なんやけどさぁ。大工さんと運送会社といわもっちゃんが紹介してくれるって言ってたのうまく行きそうかなぁ?」
 うっ! その件、今回の現場では一旦保留で社長のGO待ちになっていたはずでは・・・。それでも社長の御言葉を否定するわけにも行かず、言葉を探す。
「そっかぁー。じゃあ今回は従来のところでお願いしよかぁ・・・」
 一抹の寂しさ。
 大工さんはまだしも、運送会社は理由有ってこの5年いや7年は連絡を取っていない。
「お前がもし食い詰めるようなことがあるんだったらいつでも俺んところに来い」
 我が両親と同年齢の部長さんが会社を辞める挨拶に伺った際に掛けてくれた熱い言葉。
 その後、半年の縛り期間を自主的に終え、転職した同業他社の営業で訪問し・・・そこが入社時と違う雇用条件を急に突き付けて来て已む無く退社。更に転職した先でも会社が急に閉鎖されるという憂き目に有って・・・恥ずかしくて顔を出すことすら出来なくなって・・・。とにかく今度部長の顔を見る時はそれなりに実績を作ってからにしようと、独立して以降、“カッコをつけるため”に歯を食いしばって来た。早5年。散々“暇”に泣かされた夏を耐え忍び、なんとか仕事量も上向いて来た今日この頃。いい手土産も用意出来そうだし、機は熟したと判断しても良いだろう。だからと言ってわざわざアポを取るなんてのは俺と部長の間では野暮なこと。勝負はいつも一発勝負。並の人材派遣の営業マンだったら門前払いは当たり前。上司のアドバイス通りアポなし突撃攻撃で突っ立ったまんま数十分なんてところから築いた関係だもの。でも・・・だからこそ・・・勇気の要る“久しぶり”。まずは筋を通してケジメを付けて。
 だけど今回の現場から部長にお願いするのなら、タイミング的には今日挨拶に伺うしかないときた。
 勇気を振り絞ったとしても、一時外出の身で果たしてどうしたものか???
 あれこれ迷いながら、自宅に着いたのが12時40分。
 仮に診察終了が3時半くらいになったとしたら、夕方の忙しい時間帯に顔を出すなんてもっての外だし・・・。
 ええい! ここはひとつ、診察が3時過ぎになることに賭けよう。とにかく着替えて・・・スーツで行ったりしたら嫌われるだけだから作業ジャンバーで。「ケンタッキーのバケツでも買って来い!」と怒鳴られたその昔・・・手土産も頭を使って・・・。
 あとは・・・あっ、大工さんに電話電話。

 こうして限りなくノンスケジュールに近かった本日の予定は大きく動きまくりまして・・・。

 結果から言うと・・・
「お前が元気そうで居てくれて良かった良かった」といっそう渋みを増した7年振りの部長の笑顔。
「日にちが近付いてきたらまた電話しな!」と、請けてくれたのか無理なのかイマイチはっきりしないけれどもおそらく引き受けてくれたと思って間違いない大工さんの声。
「えー、今回は諦めてたのに何とかしてくれたん?!」と驚き喜ぶ社長。

 病院からの電話は無かった。賭けに勝ち、急いで病院に戻る。そして・・・2時も3時も過ぎ去って、ひたすら『ゴルゴ・・・』を読みまくり、やっと迎えた午後5時5分。名を呼ばれ、念願の診察室に。
 スーパードクターな院長先生曰く、
「心配している膝の手術はきちんと成功しています。膝が壊れているわけではないから」
 へっ?! だってこんなに痛いのに?? 今まであちこちの病院でさじを投げられ、もはや痛みは一生続くものと諦めていたのに???
「大腿四頭筋の筋力が低下していることが原因です。左目の力を失って身体の軸がずれてしまっていることも一因でしょう。大丈夫。リハビリしていけば段々痛みは無くなっていくでしょう」
 すごくすごくすごく納得出来る、勇気付けられる説明が続く。術後24年間・・・もっと言えば膝が痛み出した小学4年くらいからの約30年間の悩みは一体なんだったんだ。まさに目から鱗。
「しばらくリハビリでトレーニングして行きましょう。やり方がわかったら自主トレでも構いませんし、続けてもらってまた1ヵ月後に診せて下さい」
 元気100倍! アンパンマンにも負けない勇気を戴く。

 そうだ、最後にあれも聞いとかなきゃ。
「膝の痛みは労災扱いになるかもしれないから先生に聞いてみて下さい」という受付の方に言われてた。それは困った。確かにほぼ0状態からいきなり120%まで跳ね上がったハードスケジュールがこの激痛のきっかけかもしれないけれど、そもそもずっと痛かったところだし、実はイスに座って長時間文章を書いてるだけでも膝はガチガチに痛んでいたんだ。
 恐る恐る尋ねるや否や
「誰が労災だなんて言ったの? 君の場合は立派に膝の病気だよ!」と、声を荒げて先生は断言してくれた。
 なんだ。やっぱりそうだったんだ。
【病名:両変形性膝関節症】。
 15~20分の診察を終え、リハビリ室に案内される。

 しばし待つ。もう、今日はどれくらい待ったのか訳がわからん。予約も紹介状も無しに飛び込んだのだから諦めは付いている。それでも・・・今日は息子を風呂に入れられないと覚悟した刹那、無性に帰りたくなる。
 と、あきらかにビビる大木氏を意識しているだろうと思われる白衣に黒縁メガネの男性が向こうの方から俺の名を呼んでくれた。
 この人を信じ、付いて行き、足を鍛えれば・・・夢の世界が待っているのかもしれない。とにかく心を開いて身を任せよう。そしてとにかく頑張ろう。
 実はこの理学療法士の先生との1時間こそが本日最も濃かったんだけれど・・・改めて文章にするのは正直、夜も更けた今となってはしんどいので・・・。
 ひたすら根性で人様に負けまいと痛みを押し殺して頑張って来たけれど、具体的にはっきりとした光明を見ることが出来ました。とでも書けばいいかな。念入りなマッサージとトレーニングを終え、随分軽やかな足取りで帰途に着くことが出来たとさ。

 で、明日の仕事に必要なNEWアイテムと、明後日のお客さんに渡す資材とを買うためにホームセンターを目指し・・・ついてすぐに母から電話。
「実は昨日大変なことがあってなあ・・・ブチッ」
 突然途切れた電話。
 何だ? 何が起こったっていうんだ?
 何度掛け直しても繋がることは無く、落ち着いて深呼吸。今度は実家の固定電話に掛けてみる。
「あっ、電源が切れたの」
「うん。そうやろう。で、何なん?」
「実は昨日伯父さんが居なくなってなあ。夜になっても見つからずに警察にも届出を済ましてそれでもわからなくって。それで今朝になって顔を血だらけにして歩いてる姿を発見した人が通報してくれてやっと・・・」
 徘徊。祖父の後を継ぎ、根っからの商売人としていつも厳しくうちの看板を支え、守り続けた母の長兄。埼玉の伯父(母の次兄)が危篤に陥り、駆け付け、願い叶わず亡くなった今年の春、やはり彼の地で一時行方不明になった話を聞いていたので・・・極端に驚きはしなかったものの、少しの安堵とそして何とも言えない悲しさと寂しさとに包まれて・・・。
 厳しいおいちゃんも僕ら兄妹にはいつも笑顔で接してくれてたのに。

 午後8時30分過ぎ帰宅。
 風呂から出て、日課の腹筋と腕立て伏せをこなししばし息子と遊ぶ。そして夕食。
 食べ終えて冒頭部登場の社長さんへの報告書を作成しFAXで流す。
 目まぐるしい一日。
 ノンスケジュールのはずだった。



 
 今日の慣らし保育は無事終了。
 心配していた給食(離乳食)もほぼ食べたということで一安心。
 嫁さんが迎えに行くと「あっ!」と指差して喜んだそうな。
 明日は9時半~12時までの慣らし保育。
 12時に一度連絡を入れ、昼寝をしてるようだったらそのまま滞在。寝付けないようだったら迎えに行くことに。
 おっぱいを飲ませないと中々寝付けないコなだけに、果たしてどうなりますやら。
 息子のこと、伯父のこと。
 どうか明日も、明日こそ、無事な一日となりますように。





にほんブログ村 鳥ブログ セキセイインコへ FC2 Blog Ranking 人気ブログランキング  ビジネスブログ100選
スポンサーサイト
[ 2009/10/22 23:56 ] 何でもあり! | TB(0) | CM(0)

コメントの投稿














管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

この記事のトラックバックURL
http://futodoki55.blog52.fc2.com/tb.php/1460-6a07449a















上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。