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低・・・ 

 アレはまだ高校生の時分のこと。
 どうにもこうにも朝が苦手で、毎朝毎朝起こしに来る母に(今にして思えば『わざわざ起こして戴いていた』というべきなのだろうが)イラついて、たて突いて・・・寝惚けながら大喧嘩を繰り広げる日々を過ごしていた。彼女の「このバカ息子を起こそう!」という思いは凄まじく、それはもう執念の域に達していた。そして同じく俺の“眠気”も強烈無比で、決して母の執念にへこたれることはなかった。ただ、毎日同じことを繰り返しているとさすがに「果たしてこれでこの家を巣立てるのだろうか?」と密かに悩むこともあった。恐らく母も同じ不安に囚われて居たに違いない。
 それなのに、どこまで行っても甘えん坊の長男坊は「なぜ妹を起こす時は優しくするのに、俺には嫌味ばかりで気分の悪い目覚めをさせるのか!?」などと自分勝手な屁理屈を捏ねながら、とにもかくにも毎朝ギリギリまで眠り続け、5分10分はしょっちゅう遅刻するというふとどきなガキのまんま、高校卒業まで変わろうと努力することも、悔い改めることすらもなかった。ふとどきで在り続けて居ることは置いといて、「遅刻魔」ってのは今では考えられないことだけど。
 「○○はね(妹の名前)、低血圧だから仕方ないの! 人のことアレコレ言う前にさっさと起きなさい!!」

 時は流れて本日。
 なんとも言えない倦怠感に包まれて、朝からうだうだ過ごしていた。バタバタと用事を片付けていくはずだったのに、なんとも歯切れの悪い午前中・・・。
「ゴンッ!!」
 ハッとして目を開けると、あろうことか、目の前のベビーバウンサーから息子が転げ落ち、おでこから床に突き刺さっていた。
「大丈夫かぁ!!」
 彼が生まれて5ヵ月半。初めての事故に気が動転する。
 地上10cm程度の高さからとはいえ、一瞬でも目を離し、うとうととしてしまったことを深く反省する。
 大泣きはしたものの、幸い怪我などは無く、一安心したものの、自己嫌悪に包まれる。

 午後。
 たまたま(というか必然なのだが)血圧を測る機会に恵まれる。
「えっ!?」
 向かい合わせた医師の驚嘆の声。
「いつも血圧こんなに低いの?」
「うーん、大体100前後くらいですかね。」
 電子血圧計の赤い数字は“85”。
 一瞬、下の血圧かと目を疑ったが、それは紛れも無く“上”の表示欄だった。
「もう一度測ってみようか?」
「はい」
 医療施設の機器だから、そうそう故障ということも考えにくい。
「かなり今、ビックリしたでしょ?」
「そうですね」
「ちょっと数値が上がりましたからね」
 それでもやっぱり“95”。 
 そりゃ身体もダルい筈ですわ・・・。

 兄もやはり低血圧。
 朝の事故と最近のダラダラ加減にイラ立ってばかりだった嫁さんも、あまりの血圧の低さに呆れ果て、切れた堪忍袋を拾って来てくれた。
「酒もタバコも好まずに早寝早起きで聖人君子のような生活をしてると血圧はどんどん下がってくるもんよ。心配しなくていいから」
 先生、俺、タバコはやりません。早寝なんていつもしません。出来ません。最近はゆっくり寝てることも多いですけど、規則正しい生活とは言えません。とてもじゃないですけど。酒は3日間抜いただけです。

 やっぱりきちんと専門医に掛かるべきかな。
 いい加減エンジンをかけないとまずいっしょ。 
 
 


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[ 2009/06/19 23:58 ] 健康・体調管理 | TB(0) | CM(0)

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