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みにくいアヒルの子・・・ 

 ストレスフリーどころかかなりのストレス“フル”の状態にあった不肖・ふとどき参戦の今回の現場。
 しかも昨年末のとあるラブホテルのように“監督”として携わったわけではなく、“某職種の一職人”としての関わり方だったので、御依頼主様に格別に愛想を振りまくわけでもなく(それでも普通の職人さんよりは・・・)、花粉症で片時も離せなかったマスクの力も借りて存在感を極力消し、あたかも“某職長の一従業員”の如く振舞っておりました。
 ですから現場の連中にとっては“いつも通りのいわもっちゃん”であったとしても、少なくともオーナーサイドにおいらの素顔を見たことがある人など居なかったわけでして・・・。
 それはそれで、普段、施主さんと親しくさせて頂くことの多いおいらとしては楽しくもあり、寂しくもあり・・・・・・。
 だけど、我がファイブサービスへの直接の御依頼者(=某職長)の手前、しゃしゃり出るわけにもいかないもどかしさ。
 なのに最後の最後で、“自主的な自宅待機”という一銭のお金にもなりゃしない鎖を自ら纏い、散々苦しみ手を焼いた現場の“晴れ姿”に立ち会うことすら出来ないうっぷんに、この俺様が苦しまないはずがありません。

 いい加減モチベーションを下げまくり、酒でも飲もうかと思い始めたオープン当日の16:49。やっと鳴った携帯電話の呼出音。
 ものすごく悪い予感。
「ちょっと19時から現場に居ってくれんか?」
(?・・・。それは何時まで? どのような意味合いで? 具体的な作業内容は? おいくらで?) 
 内心、大ブーイングしたいところをグッとこらえて、現場の状況も訊ねもせずになんとなく全てを察し、快い“お返事”をしてしまうオヒトヨシ(=おばかさん)。
 そりゃそうでしょう。
 そろそろうちのかわいい坊ちゃまをお風呂に入れなけりゃだとか、今夜は何のTVを見ようかとか、芋にするかワインにするかビールにするかだとか悩み始めていたとしても、あれだけ不運に付きまとわれ、忌み嫌う日もあったすんごい現場が、どういう風に巣立つのかってことを見ずして、真に「“ものづくり”のプロですよ」なんてこと言いたくないですもん。たとえ想定されるいろんな“嫌な予感”がためにピリピリと神経が苛立ち「仕事に出掛ける前は絶対にケンカしない」という我が家のルールを無視して嫁さんの何気ない一言に過剰に反応し大喧嘩に至ろうとも、たとえ我が子がぐずり始め後ろ髪をひかれたとしても。
“納得の行く仕事をすべし!”・・・その集大成を見守らなけりゃいつまでもグズグズとくすぶる破目になるんですもん。
 父親のそんな腐った姿を到底息子には見せられません。たとえ彼が生後三ヶ月に満たないと言えども・・・。

  
 結果的に現場に行ってやったことと言えばたかがしれてます。
 まずお弁当を戴きました。お茶も。
 待機している部屋の蛍光灯の管球を4本はずしました。
 3時間くらいして缶コーヒーの差し入れを戴きました。その後、1時間おきくらいに怒涛の缶コーヒー責めに遭うとは予想だにしなかった最初のぬくもり・・・。
 ちっちゃな電気ストーブのみの寒いお部屋で待機して、いい加減息苦しくて外に出て、あとは延々3時間ほど、花冷え真っ盛りの路上でお客様の出入りを見守り・・・。
 以上。
 
 ホントのところ、お客様の“入り”は途切れずとも“出”はほとんどございませんでして、24時で終了するはずのオープニングレセプションが実際に幕を閉じたのは25時15分。
 残り物のカナッペを二口三口戴きはしたものの(より正確に言えば六口七口)、御招待された皆様に惜しげもなく振るまわれたワインの残りには口を付けるわけにもいかなかった酒好きのドライバー。
 やっとこさ25時30分に開放され、いつも渋滞で1時間前後掛かってた約9kmの帰り道を運転し、26時に帰宅して・・・。

 はっきり言ってガキでも出来ることしかしとりません。
 それでも、ねっ。
「いわもっちゃんが居てくれて本当に安心出来る」
 そんな風に総監督から声を掛けてもらえれば寒さも消え、気分も晴れると言うものです。

 そして何より、
「本当に素敵ですね」
「また寄らせてもらいますよ♪」
「凄いっすね」
「最高でした!!」
「何度も通わせてくださいね」  
 ドレスアップして集った総勢300人を越えているだろうという紳士淑女の、扉の向こうから漏れ伝わってくる歓喜の声と垣間見た満面の笑みの山を思い起こすに、全ての労が報われて、純粋に感動してしまわずには居られない我が居て・・・。
 もちろんそこを彩る素晴らしい家具の数々にデザインの行き届いた内装、照明器具に音響にというハード面の完成度は言うまでもないのですが、それに甘んじない見事な接客スタイルやメニュー、メロウなライティングにgood music、そして何よりオーナー様の御人脈による“類が類を呼ぶ”素敵な方々というソフトをもって、至高のひと時が“例の現場”に訪れたと言っても過言ではございませんでした。
 単なる社交辞令とは一線を画す皆様の賛辞に、通りすがりのしがない便利屋も喜ばずには居られませんでして・・・。


 今は午前4時17分。
 授乳のために目覚めた嫁さんに出掛ける間際に苛立ちをぶつけた己が不徳を深く詫び、種類は違えど湯飲みと壜とを引っ張り出して酒を注ぎ、度重なるストレスから封じ込まれてしまってた「物書き」の魂がやっとこさ解放されて・・・。
 本当に良かったぁ。

 2009年3月29日の夜明け前の現在、お店の名前をネットで検索しても、まともな結果はまだひとつ、ふたつしかございません。
 だけど数ヵ月後、そして1年後には、どれだけの件数がはじき出されることやら・・・。
 そんな素敵なBARを作らせて戴きました。
 キーワードは“ugle”。
 ぼく達が大事に大事に育んだ“みにくいアヒルの子”は、北欧のある国で“ふくろう”を意味する立派な翼を冠して、今宵、桜満開の福岡の夜空にそれはそれは見事に羽ばたいていきました。
 
 ぼくは“無名”の職人を演じましたけど、そこに居合わせたことは、いずれ大きな財産となるでしょう。

 勝手にひとり歩きしてくれるようなそんなお店。
 皆様、是非是非、足を運んでみて下さいませ♪
 あえてお店の詳細を記さなくとも、いずれあなた様の耳にも風のうわさは届くでしょうから・・・。


 既に時刻は午前5時9分。(推敲してたら午前6時6分・・・)
 ふとどきはそろそろおっぱいをねだり始めるであろう息子のそばに行きたいと思います♪

 ちなみに今日も夕方から別件のお仕事です・・・。




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[ 2009/03/29 05:10 ] 便利屋こぼれ噺 | TB(0) | CM(0)

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