FC2ブログ
























F? or M?・・・ 

 不肖・ふとどき、38歳、男。もっと正確に言えば長男。妹が二人。
 結婚の順番は皮肉にも下の妹から。今年、離婚した彼女は小学校5年生を筆頭に、野球大好き!のboys3人を立派に育てている。

 嫁さんには姉が一人。
 嫁さんと出会った頃、お義姉ちゃん(俺の方が年上・・・)夫婦には男の子が1人いた。うちの妹が“男3人”の母というのを聞いて、「男の子1人でも育てるの大変なのに、やんちゃ坊主が3人なんて気が狂いそう!」とお義姉ちゃんは絶叫したもんだけど、今では立派に男3人の母。これまた皮肉な話。

 上の妹は俺よりも少しだけ早く結婚した。そして妊娠・出産。
 正確に時系列を辿ればお義姉ちゃんの2人目と3人目の間で出産してるんだけど、これもまた男の子。
 親父が婿養子、お祖父ちゃんも婿養子という女系家族で育った俺には実際のところ、男だ女だという感覚は一般の方から比べれば無いわけで・・・。もっともお祖父ちゃんは一代で魚屋としての地盤を築いた“豪”の人なので、小学3年のクリスマスに亡くなるまではとてつもない強権を我が一族に発揮していたから、単純に婿養子というカテゴリーにははまらない御方だったと言えるのだけど・・・。

 で、甥っ子だらけの親戚の中、魚屋3代目の座を目指すことすらしなかった問題児の長男坊がなんとか結婚し、なかなか吉報を告げられずに臨んだ3年目・・・・・・やっとこさ“おめでた”を報告出来た頃には、もはや跡継ぎだとか姫が欲しいだとかの希望を述べる者は周囲におらず、 とにかくみんな「めでたいめでたい」と喜んでくれたわけで・・・。

 もちろん、俺自身も男の子でも女の子でもどちらでも良かった。
 大切なのは性別ではなく、嫁さんと俺との遺伝子を継ぐ生命がこの世に現れたということ。
 性別などではなく、ただただ無事に、五体満足で生を享けてくれることだけを祈ったものである。
 もっとも、親になる俺が事故で身体の一機能を失ったわけだから、代わりにこの子には無用なハンディキャップは無いものと、結構楽観視している。現状の検査ではすこぶる元気とのことで、このまま何事もなくお産を迎えることだけを願う次第。

 だから・・・。
 だから、出来れば産まれるまで赤ちゃんの性別は知りたくなかった。
 本来、天に任せるべきことだと思う。
 産着だ何だの準備とかあるかもしれないけれど、産まれ出でて初めて性別が判明することの方が、“自然”だと思う。
 ロマンティックと切り捨てられればそれまでだけど・・・。

「あのさ、赤ちゃんの性別って知らずに通すことは出来ないのかな?」
「それは出来ると思うよ」
「じゃぁ、聞かないで居てくれる?」
「うん。じゃぁ、あきらには教えない。私は知りたいから聞くけどね」
「えーっ!」
「ついでにみんなにも教えるから。おかんにもお姉ちゃんにもあきらにだけは秘密で通すようにお願いしとくよ」
「えーっ!! そりゃないでしょ!!!」
 妊娠初期に繰り広げられた我が家の会話。

 結局、ロマン野郎は現実主義者に打ち負かされて・・・。

 
 正直、男の子が欲しい。俺の全てを伝えられる息子がいい。
 正直、女の子が欲しい。甥っ子だらけの中に紅一点。みんなからかわいがられる娘が欲しい。
 正直・・・・・・男も女も選べる訳が無い。


「まだ性別のこと、何も言われないんだけど・・・」
 お義姉ちゃんが次男・三男を産んだ産婦人科に通っている嫁さんがある日、お義姉ちゃんにそう漏らした。
「あー、○○院長はこっちから訊ねないと性別は教えてくれないよ。そろそろ聞いてみたら」
「なんだ、そうなの」
 
 そして迎えた妊娠26週・5日目の検診時。
 この日の担当は院長ではなかった。慣れない産婦人科の診察室の端っこで硬直している俺は、それでも“院長じゃない”ってことだけで若干は余裕が有ったりもした。
「すみません、もう性別わかりますか?」
 ガーン! 掟破りの嫁さんの質問。完全に不意打ち。院長検診の時に聞くって思い込んでいた俺の油断を見事に突かれた。
「あっ、そうですね。そろそろちゃんと見てみましょうか・・・」
 診察台に横たわる嫁さんのお腹にエコーの機械を当て、いろんな角度から胎内を探る若き医師。
「うーん、ちょっとわかりにくいですね。ちょうど足で隠れちゃって・・・」
(ホッ・・・)
「あっ、でも足の付け根に少し(おちんちんらしき)形が見えますね。うーん、多分、男の子かな・・・」
(え、え?! 男の子? ヤッターッ!!!!!、)
 どちらが欲しいかなんて気持ちの整理はついてなかった。おそらく、女の子と言われても同じ反応だったんだろうけど・・・。
 エコー検査が終わり、椅子に腰掛け、嫁さんが服装を整えるやいなや口を開く医師。
「確実に男の子ですね」
(えっ? さっき“多分”って言ったばかりやん。なんで1分も経たんうちに“確実”になっちゃうの? あんたの中で何があったの???)

 平成20年10月8日。
 こうして我が第一子は男の子であることが判明したのでした。

  
 あいにくこの日はそのまま夜勤の現場に出動しちゃったもんで、ゆっくりとあの感動を綴ることは出来ませんでした。
 延び延びになっちゃってましたが、やはり産まれる前にはきちんと書いておきたかったので・・・。
 まっ、8人目の“長男”ですけど、女の子を望んでいた嫁さんも、今ではすっかりお腹の中のBOYに夢中なようでして・・・。


 今日もきちんと1時間お散歩してきました。普段、強気の彼女もさすがにもう長い距離を歩くのはかなりしんどいようですが、それも安産のため。ちなみにソフロロジー式分娩法を教えてくれた助産師さんからは、リラックスの感覚と集中力を養うために張った背中や腰をさすってあげることはなるべくしないようにと言われております。
 役に立たないおいらとしては、ただただうまくいくことだけを強く念じたいと思います。 

 それにしても・・・・・・早く産まれてこないかな♪ 我が息子!!



にほんブログ村 鳥ブログ セキセイインコへ FC2 Blog Ranking 人気ブログランキング  ビジネスブログ100選 
スポンサーサイト



[ 2008/12/23 23:54 ] あかちゃん♪ | TB(0) | CM(4)

♪ゆーさくさんへ

やっとの御報告、大変遅くなりまして失礼致しましたm(_ _)m
実は男の子だったんですよねぇ・・・産まれるまで知りたくなかったんですけど、そうもいきませんでした(;^^A

8人目の男の子ですけど、楽しみながら接していきたいと思います(*^^*)

[ 2008/12/25 00:52 ] [ 編集 ]

♪akaihimoさんへ

変なところが似ないように、それだけは祈っております(^^)
彼が自分で切り拓かなければいけないことと、親のサポートが必要なこととの区別をしっかり見極め、育てて生きたいと思います♪
御指導、御鞭撻のほど、何卒よろしくお願い申し上げます☆
[ 2008/12/25 00:38 ] [ 編集 ]

男の子はオシッコ飛ばしますよ~!

思えば去年の今頃、はち切れそうな嫁さんのお腹にいた我が息子も、今では10kgオーバーで暴れん坊将軍と化しています。

産まれてから1年って、人間にとって身も心も人生の中で一番変化する時だと思います。一緒にいるとその変化がたまりません。
[ 2008/12/24 22:45 ] [ 編集 ]

楽しみですね(*^_^*)
きっとパパそっくりのボクが生まれますよ。
髪の毛の生え方や仕草なんかも似てるんだろうなぁ…

安産をお祈りしてます。
[ 2008/12/24 00:50 ] [ 編集 ]

コメントの投稿














管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

この記事のトラックバックURL
http://futodoki55.blog52.fc2.com/tb.php/1097-5df566a3