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幸せモン・・・ 

 2008.10.31。
 甲斐バンド BEATNIK TOUR 08‐09 ― THE ONE NIGHT STAND ― 大分 iichiko音の泉ホールでのアコースティックライヴ―――イイ歳こいたおっさんおばさんが・・・・・・・・・もとい、紳士淑女が、まさに青春まっしぐらだったアノ頃そのままに、熱狂と歓喜の渦に酔いしれていた。
 それぞれがそれぞれの十年、二十年、三十年を過ごし、沢山の米粒を喰らい、アルコールを流し込み、くっついたり別れたり、傷つき、立ち上がり、パートナーを得たり得なかったり、家族を持ったり、リストラの憂き目に遭ったり成功したり・・・・・・いろんなものを背負い込み、それでも生き抜いてきた執念いやいや、やもはや怨念ともいえる“甲斐さんへの想い”・“甲斐さんとの想い”が見事に昇華した素晴らしいステージだった。
 新しいファン、若いファンも大歓迎なのだが、やはり日本のおっさんおばさんを本気にさせると怖い。3時間に及ぼうかというライブの間、オールスタンディングをものともせずに(座るべきシートは有る)のだからまったく頭が下がる思いである。それどころか、歌い、手を鳴らし、踊り続けて・・・。あちこちガタが来ているであろうその肉体を目一杯駆使して、アノ頃のままに、血を騒がせて・・・。


 甲斐よしひろという男に影響を受けて既に25年以上。俺は甲斐バンド全盛期のファン層よりも実は5歳、10歳若い。世間から見れば充分に“おっさん”のライセンスを獲得しているのかもしれないが、それでも若いのである。
 だから、いまだにヒヨッコだと感じている。
“永遠の不良少年”―――そんな甲斐さんの数十年前の代名詞を真に受けて、40目前になろうとしても不良少年のレッテルを堂々と貼っつけた生き方を(好んで)してきた。
 何度も何度もこっぴどい失恋を味わい、会社にも騙し騙され裏切られ・・・親不孝を積み重ね、借金も重ね、時に享楽に溺れ、時に飢えと向き合い・・・・・・23歳の雨のクリスマス・イブには身体機能の一部まで失って・・・・・・それでも尚、その度に折れた翼を休め、もがれた羽根を拾い集めて・・・・・・。あきらめなかった。
 甲斐さんが授けてくれたキーワード・・・・・・・・・翼あるもの。
 俺にも翼があるのだとしたら、必ずまた広げてやる。翼なんか存在してなかったと言うのなら、生やしてみせる。とにかく、こんなところでノタレジンでなるもんか。
 幾度も幾度も人生に見切りをつけようとしたけれど、最後の最後で湧いてくるナニカ。
 甲斐よしひろのバカヤロウ・・・。
 
 やっと結婚し、やっと人並みに生活し、やっと親兄弟の笑顔を得、やっと子供を授かろうとしている今この時に、自らの原点を思いっきり見つめる勇気が湧いて来た。

 アノ人のために買ったチケット。アノ人のために用意したチケット。違うコに座ってもらったこともあるけれど、基本は空席。さすがに結婚してからは1枚しか買わなくなったけど、どんなに貧しく苦しい時でも用意し続けたアノ人の席。たとえ会場が満員御礼になろうとも、俺の手で作り出した空席がひとつ。
 それが全ての原点だから。

 その関係が終わってもう23年。
 携帯だ、メールだ、そんな便利な道具なんて存在しない時代。
 大分の山ん中で、おそらく今時の中高生には理解出来ないような周囲の大人達・仲間達の批判・中傷を一身に浴びながら、それでも闘い続けた戦友との三年間。15冊まで続いた交換日記は、ションベンだの体育だのの時間にカバンから抜き取られ、全校生徒の好奇の目に曝されていた。バスケの練習に縛られ、デートの自由も無かった。どこかのドラマの『15歳の母』なんてストーリーに影響された大人どもが、この地域から同じ恥を産んじゃならんとばかりに鎖に繋がれたような監視の刃を浴びせ続けたきた。都会の連中には想像もつかないだろう田舎の怖さ。そんな毎日にSEXなんて出来るはずもなかった。知らないヤツラがみんな知ってる俺とあいつのコト。だけど自分達の信じた道は誰に卑下することも無い、尊き誇らしい道。
 片田舎で中学生が人を愛することを“罪”だと決め付けられた、1983‐86春。
 そんな価値観なんてクソ喰らえ。
 本気で人を愛したことがお前らあんのか!
 あいつを守るためなら世界中を敵に回したって俺はくたばりゃしねぇ。
 人を愛することの素晴らしさを世に知らしめてやる!!
 そんな俺の部屋で、いつも流れていたメロディ。
 ひとつ上の世代が青春時代にのめりこんだといわれるその甘い歌声だけが、俺の魂の裏付けだった。
 Kai Band・・・。


 
 もういいだろ。
 俺がアレコレ迷っている間に大森さんが逝っちまった。
 それでも時は流れてしまう。
 いい加減、隣の席を温めてもらわなきゃ。
 いつまでもこんな空席が有っちゃ申し訳が立たねぇ。
 アンタがガキだった俺の心を支えてくれたから、今がある。
 アンタがカッコ良かったから、カッコイイ男を目指そうと思った。
 超満員、空席ナシのステージでアンタに気持ちよく歌ってもらわなきゃ、いい加減俺の男が廃る。
 もういいだろ。
 

 そして・・・・・・・・・ヒヨッコは振り絞った勇気の結果を噛み締めていた。
 会場内の誰にも負けないような23年間を過ごしてきたというジコマンゾクとその証。
 ついに。
 涙がちょっと滲んだけれど、笑顔以外の表情を忘れてしまったかのようなひと時。
 
 ありがとう。


 ステージの上のアンタは相変わらずの不良少年で、ギラギラとしたエネルギーを放出し続けた。
 会場を埋め尽くしていたはずの紳士たち淑女たちすらも、間もなく不良少年少女のオーラをギンギンに身に纏い、魂を爆発させていた。
 その片隅にあったちっぽけな物語。

 ほんとうにありがとう。

 

 幸せってなんだろ―――どん底で悩み続けた人生の命題に、次々と答えが見つかる2008年。
 大金や名誉は(まだ)ちっとも手に入れていないけれど、それでもつくづく思うこと。

 俺ってほんとに幸せモンだなぁ・・・。


 

【本日の行動計画】
 14:00~父親参加OKの無痛分娩教室に出席。
 17:30~福岡市民会館の甲斐バンドツアーにひとりで参加。
 あとは気ままに酒でも飲んで・・・。

 だけどまだまだ遠い≪ヒーローになる時≫。
 あきらめちゃおしまいだ♪
                                 

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[ 2008/11/01 13:14 ] 何でもあり! | TB(0) | CM(2)

♪akaihimoさんへ

昨日は急いで感動を書き記さなきゃって思いで更新したので、納得する間もなく更新したんですが、今日、改めて推敲してて思わず涙が出てきちゃいました。
ほんまアホです(;^^A

ちゃんと全てを書きたいんですけどね。今は難しいかな。やっぱり・・・。
[ 2008/11/02 15:32 ] [ 編集 ]

なんだか…じぃ~~~んと来ちゃいました。
[ 2008/11/01 20:48 ] [ 編集 ]

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